第一章~出会い~

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……12時間前   「ふわぁぁぁぁぁ!あ~良く寝たぁ!お?良い天気だ!今日は布団でも…いや、まずは金の調達だな💨」   そして俺は起きたばっかで朝食も取らずに蔵に向かった。   「おっと、その前にっと」   思い出し、俺は仏間に向かった…   「…おはよう、母さん…ついでにクソ親父…」   両親は2年前に交通事故で他界…まぁ、チャランポラン親父は死んでも別に良かったんだが、…母さんまで巻き込むなよな   「……まぁ、愚痴っても仕方無いか…良し、行くか」   そうして俺は、今度こそ蔵に向かった。   そう、俺の家には蔵がある…クソ親父の代々に伝わる家らしいんだが…無駄に広いのはな💧掃除も大変だ…   「…ふぅ…さてと、さっそく取り掛かるか」   俺は蔵に入った…何故かって?…蔵の中の物を売って金を調達する為だ。   「……金目の物…金目の物っと……ん?」   ふと、見覚えの無い扉が目に入った……いや、ここに入るのは、10年前と一月前の二度だけだったな…   「…まぁ、急に扉が出て来る何て有り得ねぇし……中が気になるな…」   普通なら気味が悪いと近寄りもしなかっただろうが…その時の俺は何かに導かれるかの様に扉に手をかけた…そう…まるで禁断の箱を我慢出来ずに開けてしまったパンドラの様に……
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