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5645年 俺は高校二年生だった。
「…プッ…これかよ！！賞もらった作文って！」
11月9日
AM.7:14
晴れ
「なーにのんびり弟の作文見てんのよあんたは！…ホラッあんたもさっさと支度しないと学校間に合わなくなるわよ！！」
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えー…
今日から全国の学校が最後と言う事になりますけど、どう思いますか加藤さん？
なんだかやっぱり残念ですよね。
そうですよね…和田さんはどうですか？
…………
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「うるせぇな～…言われなくても支度するっつの…！」
勢いを付けてソファから起き上がると、う～んと背伸びをし
ふと見上げた窓の外には、まさに秋晴れという感じの青空が広がっていた
「じゃあ言われる前に行動しなさいよね！全く…」
そう言いながら、エプロンをした母さんは弟の身仕度を手伝っていた
「俺には俺の予定がちゃーんと頭にあるんですー。一々言わないで下さいー」
そう俺は不機嫌に返事をしてニュースを見ながらテーブルの朝食に手を付ける
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