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地球からほど近い場所にある、有人の、小さな惑星
―皇來星ｺｳﾗｲｾｲ―
球体の惑星が点在するなか、皇來星は逆円錐という特殊な形の、水と緑あふれる美しい星でございます。
皇來星には、１２星座をそれぞれ守護神とする１２の小国が栄えております。
そして、１２の国の中心に存在するのが、皇來星を束ねる一族の宮殿、天宮。
１２の小国は星天十二宮と呼ばれ、天宮を護るかのように、天宮を中心に放射線状に領土を区切り、幾年も外部からの侵略を防いできました。
天宮も彼ら星天十二宮に全幅の信頼を置き、この惑星の平和は保たれていたのでございます。
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