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ｸﾞﾙｰﾌﾟと言われたので、ﾀﾞｰｼｬと、仲の良い友達二人も一緒に行動することになった。
「絶対離れたら駄目だからね」
やっぱりﾀﾞｰｼｬは楽しそうに言う。
施設までは10分程で着いた。学校の近くではあるが、ﾕｰﾘの帰る道とは逆方向なのでﾕｰﾘにとっては初めての見学だった。
人通り先生がつまらない機械について説明し終えると、自由時間となった。
生徒達はこんな所で時間をもらっても楽しめないといった顔をしていた。
「時間あるけどどうする？」
「この施設で一番面白い所知ってる？」
ﾀﾞｰｼｬが言った。
「外にあるんだけど行ってみない？」
ﾕｰﾘ達は他に面白い場所なんて思いつかないので、ﾀﾞｰｼｬが言う場所がそんなに楽しくなくても良かった。
「じゃあ皆で行ってみよ！」
とりあえず満場一致でその場所に向かうことになった。
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