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「タニシ、その手に持っているのはなんだ?」
「銅の剣だよ?知らないの?ヌプポレロおじさん。」
勇者は鼻くそをほじくった。
「そうじゃない、なぜ代金を払わずに装備しているんだ。」
「だって勇者だし、武器必要だし。」
勇者は鼻くそを深追いした。
鼻血がでた。
「いいかタニシ、勇者だからって万引きはいかんぞ?こっちも商売だからな。」
「そうだね、わかったよヌプポレロおじさん。代金を払うよ」
勇者は代金を払った。
500Gぼったくられた。
「さっそく装備していくかい?」
「おじさん、それが言いたかっただけじゃ…。」
「うん……。」
勇者は装備をたくさん買ってあげた。
ヌプポレロおじさんは、嬉しそうに「さっそく装備していくかい?」
と笑顔で言っていた。
勇者は貧乏を抱えた。
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