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怒りが治まらない私にタケチャンは言った。
「華がどう思おうと何を言おうと二人の問題なんだから華は何も出来ないだろ?」
確かにその通りだ。
もしかしたら本当に自転車で転んだのかもしれない。
でも私はオッサンにやられたと決め付けていた。
そして私はオッサンの顔をまともに見るコトが出来なくなった。
オッサンを許せない自分が居るのだ。
たまに姉が行ってる居酒屋に顔を出すと女将が言う。
「華チャンはダンナに殴られたりしてない?大丈夫?」
やっぱり姉はオッサンに殴られたんだど実感する。
女将は姉がオッサンに殴られたコトを知っているんだ。
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