幼い頃の私と楓

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いとこの『ナツ』が遊びに来たトキのコトだった。 私とナツが遊んでいると楓は自分が仲間外れにされてると感じたのか嫌がらせをしてきた。 「それ使わないで!」 『コレはちぃ姉チャンと二人のモノなんだから使っても良いじゃん!』 「二人のモノなんだから二人で使わないトキは勝手に使わないで!」 当時トランプや色鉛筆など二人で共有するモノばかりだった。 『じゃぁ使わない!ナツ行こう』 私とナツは部屋カラ出て階段の上段に並んで座りながらナツが持ってきたキャラクターのポストカードを見ていた。 しばらくすると突然私は階段カラ転げ落ちた。 頭を打ったらしく落ちてカラの記憶は無い。ただ覚えているのは自分が階段カラ落ちたというコトだけだった。
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