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ああ私はどこまでゆくのかしら。
行き先はきまっているのにとてつもなく先が遠いのです。
天使だった母は先週末の夜、悪い男に騙されて死んでしまいました。
父はというと、私という責任を負いきれず、私の判断が侭ならない頃自害してしまったそうです。
悲しみに暮れる暇もなく、私は働かなければいけませんでした。
仕事を探すも、貧弱で役立たずな私を雇うところはありませんでした。
なんとか家の物を売り食いつなぐ日々でしたが、そこに手紙が届いたのです。
電話をしてみたところ、おばさまは、私に仕事を用意してくれているようでした。
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