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仲西「だから今度こそ・・・
サヨナラ」
家路への帰り道。
中野の目からは一筋の滴が流れていた。
仲西にフラレた・・・
馬鹿だ・・・
本当に馬鹿だ・・・
失って、初めて気付いた・・・
俺、仲西のことが好きだったんだ
大好きだったんだ
一番好きだったんだ
東原でもない、りさこでもない
仲西が一番好きだったんだ・・・
東原とりさこは確かに好きだった。
だけど、それは、同じ夢を持ってたり、話が一番合う
ただ、それだけなんだ・・・
もうどうにもならない
俺は、もう仲西の何でもない・・・
あれから9ヶ月
女々しいことに、まだ仲西のことが頭から離れない
ぼーってしたりしているときに、仲西との楽しい思い出が、頭に浮かぶんだ
仲西
仲西の心に、俺はいないよな?
でも
もしまだ俺にもチャンスがあったら、
きみとまた笑いあいたいです。
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