レオンの過去

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『あれ…?レオンは?』 {怒っちゃった…} 耳をしゅんとさせ言う 『帰ってくるから大丈夫だろ?』 と言ってリーフィアの頭を撫でる俊哉 {うん…} 一方その頃… 「…………」 川の辺でずっと川を見つめるレオン… 「…俊哉ぁ……僕が好きになったのは…拾われた時から…だよ…」 あの時…俊哉は… 何年か前 「うぇぇん…ヒグッ…」 段ボールに入れられ泣いているレオン そこに人は通るけど… 《可哀相…》 《どうしたんだろ…》 とか言うだけで…拾う事はしない と…ある一人の少年が… 『大丈夫?』 と言って手を差し延べて来た 「う…ん……」 レオンも手を延ばす… 『家に来る?』 「良いの…?」 『可哀相だし…それに…濡れるからさ』 と言って俊哉は僕を拾ってくれた… 「それから…好きになったかな…」 でも俊哉は鈍感だから気付いてくれない… 「いゃ…だなぁ…」 なんか…モヤモヤする… 。
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