天才と幼女

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ロリエから『ロリみるく』を受け取り、恐る恐る口に運ぶ。    不自然な色の牛乳に恐怖を覚えたので目を閉じ、そっと一口だけ運んだ。    「どぉー?」    「……っ!!」    白状しよう。 凄く、ロリエが眩しく見えた。 そこに、まるで孤高な俺を癒す不思議な花があるように。    まぁ簡単に言うと、飛びっきり可愛く見え、さらに欲情気味な気持ちに陥ったのさ。    なんともまぁ妙な気分になっていると、ロリエは大きな瞳を細め、にこやかに笑顔を作り、この状況を解りやすく説明してくれた。   
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