187人が本棚に入れています
本棚に追加
二人の制止を振り切り
階段を駆け下りる外崎。
(死にたくない!
まだ…
やりたい事が沢山あるんだ!)
そう、思いながら
玄関まできた。
息遣いは荒く
イヤな汗も出てくる。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
玄関を開けた……
外に出ようとした外崎は
何か強い力で押し戻されてしまった。
(な…なんだ?…)
突き飛ばされ
尻餅をついている外崎の前には…
祐が居た。
《逃がさないよ…》
最初のコメントを投稿しよう!