外崎康平

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二人の制止を振り切り   階段を駆け下りる外崎。      (死にたくない!   まだ…   やりたい事が沢山あるんだ!)     そう、思いながら   玄関まできた。     息遣いは荒く   イヤな汗も出てくる。       「ハァ…ハァ…ハァ…」       玄関を開けた……         外に出ようとした外崎は  何か強い力で押し戻されてしまった。       (な…なんだ?…)     突き飛ばされ   尻餅をついている外崎の前には…     祐が居た。       《逃がさないよ…》
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