外崎康平

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「う、うわぁ~~!」   外崎は逃げた。       その光景を見ながら   祐は、満面の笑みを見せた。       (楽しんでいる……   俺たちは、アイツの玩具じゃねー!)     リビングに逃げ込んだ外崎は、   軒先に通ずる一枚のガラス戸を見つけた。       (あそこから出れるか?)    外崎に考えてる暇など無い。     無我夢中でガラス戸まで駆け寄った。
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