外崎康平

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?!?!       外崎は自分の体を見た。     (…ガラスは?どこに行ったんだ?……)       外崎の視界は、   徐々に赤く染まっていく。       鋭い凶器と化したガラスは   外崎の首から上だけに無数に突き刺さっていた。         《アハハハハハハ…》   目の前が真っ赤になり   薄れゆく意識の中で   外崎には、鮮明に祐の笑い声だけが     聞こえていた………
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