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「…あな…早妃が…しましょ…」
「大丈夫…目覚め…はなす…」
途切れ途切れの会話が聞こえてくる…
ぼんやりと見える
明るい蛍光灯…
「…ん……」
早妃が目覚めたのは
病院のベッドの上だった。
「…お父…さん?…お…母さん…」
早妃の両親が
早妃の目覚めに気がつく。
「早妃!良かった…あなた、二日も寝たままだったのよ!」
母親は、今にも泣き出しそうな声を出して言った。
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