命令

11/12
前へ
/230ページ
次へ
『それともう1つ 俺の事は勝って呼べ』 俺的にこれは大事な項目だ(笑) 菜月ちゃんに「勝」って呼ばれてぇんだ! だけど菜月ちゃんは 『でも…』 少し抵抗があるようだ…。 でも今日の俺は一味違う 諦めてたまるか! 『これはめ い れ いだ!  分かったか!?』 ワザとキツく言った。 『は はい! あ…違った うん!』 予想通り菜月ちゃんは条件反射のように返事をした。 俺かなり菜月ちゃんの性格掴んできたかも(笑) 『じゃあ呼んでみろ』 今すぐ聞きたい… 俺の名前が菜月ちゃんの口から呼ばれるのを…! 『え!? 今!?』 『当たり前だ 呼んでみろ』 『あ えと… まさ…る?』 菜月ちゃんは顔を真っ赤にして すっげぇ小さな声で俺の名前を呼んだ その照れてる姿がかわいくて 『よし! それでいい』 菜月ちゃんの頭を撫でた。 菜月ちゃんてこう… 何ていうか… うさぎみたいなんだよなぁ… おとなしくてさみしがり屋で(たぶん)… キュンてなるかわいさなんだよな(笑)
/230ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3988人が本棚に入れています
本棚に追加