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『それともう1つ
俺の事は勝って呼べ』
俺的にこれは大事な項目だ(笑)
菜月ちゃんに「勝」って呼ばれてぇんだ!
だけど菜月ちゃんは
『でも…』
少し抵抗があるようだ…。
でも今日の俺は一味違う
諦めてたまるか!
『これはめ い れ いだ!
分かったか!?』
ワザとキツく言った。
『は はい!
あ…違った うん!』
予想通り菜月ちゃんは条件反射のように返事をした。
俺かなり菜月ちゃんの性格掴んできたかも(笑)
『じゃあ呼んでみろ』
今すぐ聞きたい…
俺の名前が菜月ちゃんの口から呼ばれるのを…!
『え!? 今!?』
『当たり前だ
呼んでみろ』
『あ えと…
まさ…る?』
菜月ちゃんは顔を真っ赤にして
すっげぇ小さな声で俺の名前を呼んだ
その照れてる姿がかわいくて
『よし!
それでいい』
菜月ちゃんの頭を撫でた。
菜月ちゃんてこう…
何ていうか…
うさぎみたいなんだよなぁ…
おとなしくてさみしがり屋で(たぶん)…
キュンてなるかわいさなんだよな(笑)
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