最後の方舟

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どれくらい宇宙嵐の中にいたのだろう。 (まだ生きてる…) はっ! 窓から青い光りが射す。 青いと言うにも青過ぎる。 マーマヤーナの国民誰もが見たことのない青さだった。 「これは星だ! 人が住めそうな惑星だ。」 方舟は青過ぎる惑星に降りた。 降りるよりほかなかった。 スーア王は迷わず外に出た。 「間違いない! 住めるぞっ!生きていける!」 方舟からぞろぞろ国民が降りてくる。 「スーア王万歳!」 誰からともなく万歳が起こる。 その万歳はいつまでも続いた。
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