最後の方舟
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ガクン!と船内に衝撃が走った。 「全く最悪だ…」 スーア王子は頭を抱え込んだ。 方舟のエンジンが止まってしまったのだ。 このままでは地球にたたきつけられる! 「真に憂慮すべきことでございます。」 執事セバスチンが返事した。 「父上、ズーマ王をお起こしして、ご指示を仰ごう。」 駆け出すスーア王子、少し遅れて執事が続く。 王の寝室の扉を開けたとき、あまりの驚きに言葉を失った!
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