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―30分後―
「わかりましたか?」
「先生…俺には、わからないです。」
「…何が理解できないのですか?」
「………同性の恋愛…についてです。」
「……」
「どうして、男同士とかの恋愛は認められないのかが…」
ルークはいきなりジェイドに近寄りそう告げる。
「…俺…好きな人がいるんです。」
「それは良いことですね…しかし、勉強に身が入らないようでは困りますがね…」
ジェイドはにこやかに言う。「…俺の好きな人………ぃですよ!」
「……えっ。」
「俺の好きな人は、ジェイド先生なんです。」
「ジョークも程々にしてくださいね。」
ジェイドは驚きながらもそう答えた。
「ジョークでも嘘でもないんです!」
ルークは必死に訴えるように答えた。
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