2話

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―30分後― 「わかりましたか?」 「先生…俺には、わからないです。」 「…何が理解できないのですか?」 「………同性の恋愛…についてです。」 「……」 「どうして、男同士とかの恋愛は認められないのかが…」 ルークはいきなりジェイドに近寄りそう告げる。 「…俺…好きな人がいるんです。」 「それは良いことですね…しかし、勉強に身が入らないようでは困りますがね…」 ジェイドはにこやかに言う。「…俺の好きな人………ぃですよ!」 「……えっ。」 「俺の好きな人は、ジェイド先生なんです。」 「ジョークも程々にしてくださいね。」 ジェイドは驚きながらもそう答えた。 「ジョークでも嘘でもないんです!」 ルークは必死に訴えるように答えた。
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