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俺の名前は水田広、男だ。 高校3年特に何か特技があるわけでもない。 そして平凡な日々を過ごしていた。 今までは…………… 「おーい広!」 向こうから声をかけてきたのは親友の永崎 浩輝だ。 頭がよくないが運動神経はある。 俺は「よっ!」と軽く返事をした。       「なぁ?広、俺将来どうしよう?」 浩輝はいきなり俺に聞いてきた。 たしかに、俺らは、高3の冬、そろそろ就職か進学か決めないといけない時期だ。 「ん~俺は働くのめんどいから進学する~」 俺はてきとうに答えた。 (将来なんかどーでもいいし) これが、俺の本当な気持ちだ。
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