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瀧 「もう!こっちが恥ずかしくなっちゃうじゃない」
雅司 「そんなこと言っても・・・・・・」
瀧 「・・・・・・」
瀧が近づいてきた。
雅司 「?」
すると
瀧の腕が
僕の体を包んだ。
抱き締められた。
雅司 「うわわ?!」
何なんだよ?!
今日の瀧、変だ・・・
瀧 「私は雅司のこと、好きだよ?」
いつになく優しい口調で言う。
雅司 「ど、どうしたの?何か変だよ。瀧・・・」
瀧 「・・・・・・」
しばらく黙り込む。
瀧 「・・・聞いちゃったの。愛理さんが雅司に告白したところ」
雅司 「え?」
あの会話が
全部瀧に?
瀧 「ごめん。盗み聞きする気はなかったの。本当に偶然・・・」
雅司 「・・・・・・」
瀧は
抱き締めた腕を離そうとはしない。
瀧 「やっぱり愛理さんと付き合うの?」
雅司 「・・・・・・いや、まだ決めてないんだ」
決めれない。
決められるわけがない。
こんなことされたら
尚更だ。
雅司 「決めれないんだよ。どうしたらいいか・・・・・・わからないんだ・・・・・・」
情けないよね・・・
こういうの・・・・・・
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