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俺はその声の主を見て、驚きを隠せなかった。
『洋介!!』
そう。声の主は実の兄である洋介(ようすけ)だった。
洋介「お前らうちの弟に何しとんじゃ?」
洋介は見たこともない形相で、怒りが込み上げているのがすぐに分かった。
金髪「はぁ?お前コイツの兄貴? 丁度いいや。サンドバックが2つになったぜ。」
そういって不気味な笑みを浮かべる金髪。
洋介「笑わせんな。
サンドバックになるのはおめぇらだよ!!」
そう言う洋介には余裕が感じられる。
だが俺は不安でいっぱいだった。
アジア「てめぇなめてんじゃねえぞ!!」
いきなり剃り込み野郎が洋介に殴りかかった。
『あっ…………!!』
思わず目を瞑ったその時………
剃り込み野郎の体が宙に浮き……吹っ飛んだ!!
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