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イクス「待て!!」
イクスはよろけながら追い掛けた
ケイス「お互い足が負傷している…またいつか決着をつけに行くさ…」
イクス「待てっつーの!!
父さんの事教えろ!!」
ケイスは少しため息をつき
ケイス「撃て……かする程度にな」
コウ「はい!!」
ドゥン
ドゥン
ビッ ビッ
イクス「わっ!!」
コウが撃った玉はイクスの左肩と負傷している右足をかすった
そしてイクスはそのまま尻餅をついた
イクス「あっ!!待て!!」
ケイス達が乗った船はもう岸から20㍍ぐらいの海にいた
イクス「くそっ!!
どうなってんだ!!なんでやつら(DG)が父さんの事知ってんだよ!!
俺の父さんは何者なんだ!!」
イクスはふとヴェインの方を見たら
ヴェインは倒れていた
イクス「ヴェインどうしたんだ!?」
ヴェイン「俺は魔法で弱った心臓を動かしていたんだ……
もう長くはない……」
イクス「嘘だろ!?じゃあどーなるんだよ」
ヴェイン「持って後5分かな……
そうだイクス…いろいろと話さなきゃいけない事がたくさんある……」
イクス「いいよ!!もう喋るな!!待ってろ今から医者のとこに連れてってやるからな!!5分あればまだ間に合う」
イクスはヴェインを抱えて走りだした
そのままヴェインは語りだした
ヴェイン「まずお前は魔法を知らない……
魔法を覚えろ……
俺と会った場所覚えてるよな?
イクスとオズが戦った時俺が寝てた枯れ木を退けてみろ……魔法陣がある……
その上で『LOTS』と言うんだ……
俺の弟子がいる……魔法を教えてもらえ
俺の最後の魔法だ…絶対間違えるなよ…」
イクス「分かった……分かったからもう喋らないでくれよ
体力消耗するだろ!!」
ヴェイン「いやそーゆう訳にはいかねぇな…
イクスには後継者として頑張ってもらわないと俺が頑張った意味がねーからな」
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