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君と僕は正反対
正反対だからそりゃあ気も合わないだろうね
でもさ、
正反対だからこそやっていけるんじゃないかな
*背中合わせ*
「雲雀!」
「…何?いきなり大きい声出さないでくれない?」
休み時間、雲雀は一人でゆっくりしようと学校の屋上へとやってきたのだが…
なぜ気付いたのかいつの間にか笹川が来ていた。
「雲雀!!」
「だから何?僕はゆっくりしたいんだけど…これ以上うるさくすると咬み殺すよ…」
チラっと隠していたトンファーを見せたが得に笹川は動じていない様だ
「今は休み時間だぞ!!」
「わかってるよ。だからゆっくりしたいのさ…用があるならさっさと言えば」
「なぜみんなと校庭で遊ばん!」
…は?馬鹿なのかこいつ…
「僕は群れるのが嫌いなんだ。無償に咬み殺したくなる…用はそれだけ?」
「一緒に校庭で遊ぶぞ!」
「…いい加減にしてくれない?僕は静かにゆっくりしたいって言ってるんだけど。君達と幼稚な遊びする気なんてない」
殺し合いする時は呼んでよ
そう言って雲雀は目を閉じた
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