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…僕は馬につける旗を配っている
クーデターを起こした釆軍を制圧するため、これから戦にでるのだ
黄色の旗を持ちながら、ふと気付いた。まだ無月さんに旗を配っていない。
僕は旗を持って黒い髪の人物に近づいた
「あのっ無月さん!旗です!!」
両耳に黒いイヤリングをした男性が振り返って微笑んだ
鎖骨まである髪が揺れる
『私は結構ですよ』
おや?と無月が僕の顔を見ながら言った
『貴方は何故ここへ?』
一見優男だが何故か静かな迫力がある…
(この人…師匠より強い!)
僕は直感でそう思った
「自身の修行と見聞を広げるためです」
僕が言うと、無月は
『よろしいこころがけですね』
と笑顔で言った
『強さ 能力 そしてカリスマ性』
『あなたなら国を守れる。良い皇帝になれますよ』
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