転入生

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「あの空いてる席に、」 緒方は俺の隣の席を指した。 俺 源 愁斗 ミナモト シュウト 15歳 サッカー部キャプテン 成績優秀 クラスの級長 「…よろしくな。」 渇いた声で、ソレに話しかけると、ペコッとお辞儀をしてすぐに腰を下ろした。 クラスの皆がソレに注目した。 だが、恐ろくて… 目を合わすこともできなかった。 なんなんだコレは? それが霧谷 香澄の感想である。
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