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宮が自我を保てなくなり身悶えている。
こんなにも宮を……、一人の女を愛おしく思う気持ちをお前の躰の奥に深く刻みつけたい。
自分の下で躰をゆらし身悶えている女と…溶け合い……何も…わからなくさせ……
他の何もかも………
忘れさせ………
躰も………心も…………
深く…………
もっと、もっと深く…………
私の事以外何も考えるな…………
絶頂を迎え震えが止まらなくなっている女の躰に更に自身を叩きつけた。
「なぁ………宮…………
いっそ二人して狂ってしまおうか………………」
「懐………仁…さ………も、
………ぁあああっ…」
歓喜の為にむせび泣く女の躰に更に追い討ちをかけて意識を飛ばさせた。
懐仁にも現実がすぐそこに迫っていた。
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