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桐壺の更衣は父大納言が亡くなり大した後見もなく主上につかえました。
やがて主上から身に余る寵愛を受けられた為他の女御方から激しい嫌がらせを受けたのです。
主上は心配し自身の部屋近くに桐壺更衣の部屋を持たせる事にされました。
そこで、以前より後涼殿にいた更衣の部屋をよそに移し桐壺にその部屋を与えました。
部屋を取り上げられた更衣の怒りは凄まじく桐壺に向けられました。
主上の愛により桐壺は益々他の女御方から嫉妬や恨みを買いました。
しかし主上の愛により桐壺はそれらに耐えられたのでした。
源氏物語ー桐壺よりー
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