気持ち

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『どうした?』 『先生と一緒にお弁当食べようと思って。』 そう言いながら、2人でお弁当を掲げた。 どうしようか迷ったが、2人っきりではないしいいかと思い、2人を準備室へと入れた。 3人でソファーに座り、食べていると佐藤が突然聞いてきた。 『先生って彼女居るの?』 またこの話しかよ… 女ってこうゆう話し好きだよなぁ。 『ご想像にお任せします。』 すると今度は川村が口を開いた。 『先生って、何気に人気あるんだよ♪ね~?』 『そうそう。先生を狙ってる子、結構いるんだよ。気を付けてね先生♪』 高校生って丁度?年上に憧れたりするんだよなぁ。 実際、俺も高校生ん時に若い女の先生に憧れた時期あるもんなぁ…。 『男なら周りにいくらでも居るだろう。』 『クラスの男子?ダメダメ…ガキだもん。』 『やっぱり付き合うなら、包容力のある大人の男だよね♪』 佐藤と川村は顔を見合わせて"うんうん"と頷いた。 ガキがガキって言ってるよ…。 そんな事を話している間に、昼休みも残り5分という時間になっていた。 .
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