02―恐怖の幕開け―

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ここはどこだろう… 真っ暗で何も見えない。 春季はその暗闇の中に立っていた。 向こうから誰かが来る・・・ その誰かが言った。 春季生きてくれ・・・ がんばれ・・・・ 何度も何度も言っていた。 「誰…?」 返事は返ってこない。 「春季・・・春季・・・・!」 今度は聞きなれた声がした。 春季はそっと目を開けた。 そこは薄暗い空間だった・・・・
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