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寒い冬が終わり暖かく心地良い風が吹き抜けた。
大和「もうすっかり春だな‼‼」
俺の名前は寺西大和今年から高校生になった。
父の仕事の都合で地元から離れこっちの高校の天来高校に入学することになった。
今は丁度入学式の真っ最中である。
校長「皆さん入学おめでとう。これから文武両道で頑張って下さい。」
長々と校長が話をしているが当然聞いていない。
校長の話も終わり今日は解散になった。
俺は早速自分が入りたいバスケ部を探しに行った。
しかし,体育館の部室にはどこを探してもバスケ部という看板はなかった。
すると…
大和「いてっ‼」
大和は誰かとぶつかった。
顔を上げるとそこには自分より20センチは高い男が立っていた。
?「すまんなぁ~‼大丈夫でっか⁉」
しゃべり方から地元の奴ではないことがすぐに分かった。
大和「大丈夫だ‼それよりバスケ部探してるんだけど知らないか⁉」
大和が問いかけた。
男は答えた。
?「まず自己紹介くらいしましようや‼わては外堂翼や‼今日からここの生徒になってん‼そっちわ⁉」
大和「俺は寺西大和‼俺も同じく1年だ‼」
翼「大和か中々良い名前やな‼てか,わいもバスケ部を探してたんやけど,聞いた話によると3年前に廃部になったみたいやで‼」
大和は耳を疑った。
大和「嘘だろ‼したら,バスケできねぇのかよ‼」
大和が強く言った。
翼「詳しくが知らんが事実や‼」
翼がそう言った時後ろの方から…
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