雨降る夜、降られる夜

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『だからさ、今朝コンビニ寄ったんだよ』 興奮を取り戻し、大智は話す。 コンビニなんか寄るなよ、大企業の御曹司が💧 と思いつつ。 『…で?』 『まぁそう急くな、少年よ』 …。 何故か偉そうになる。 『余裕を持って生きるのだよ、この私のように』 話が逸れている。まぁいつものことか。 しかし態度がムカつくので少し意地悪をしてみる。 『まさか可愛い女の子がいました、とかじゃないだろ?』 …。 …。 …。…。 大智はみるみるうちに汗をかきはじめた。 やっぱり、そんなことか💨 と思っていたら大智は何か思いついたらしい。 さっきまでの汗はどこへやら、自信に満ちた顔してやがる。 『ふっふっふ、違うんだなぁこれが。俺が見たのは超・絶・美少女だ‼‼』 . . . . . . . . . ほら、やっぱりこの程度だ💨
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