ある朝の次の朝

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牛になっていた。 昨夜は酒によって帰る途中で 店の前で寝てしまっていた。 女性の叫び声と共に目を覚まし、 その女性が自分を見ているので 慌てて声を出そうとすると 『モ゛ォー』 言葉ではなく鳴き声になっていた。 振り返ってその店のショーウインドーガラスを見ると 映るはずの自分の姿は牛だった。
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