黒羽学園

授業

『皆さん。席についてください』

棗(あれ? なんか葵に似てる…)

『私が召喚学を担当する如月 光(ｷｻﾗｷﾞﾋｶﾙ)です。まぁ葵の兄なんでよろしくね』

笑顔で挨拶する光。

棗(なるほど～兄妹か。似てるわけだよ)

光『さて…今日は使い魔を召喚して貰うからね。体育館に移動してください。私は先に言ってますから』

指を鳴すとその場から消える。

全員が体育館に着くと体育館には陣が敷いてあった。

光『さて…召喚するにはこの魔法陣の中心に立って魔力を込めるんだ。自分の限界まで魔力を込めないとﾀﾞﾒだよ? さて…誰にやって貰おうかな～……棗君♪ 君にやって貰おう』

棗『僕?』

棗は手招きされて魔法陣の中心に立つ。