3846人が本棚に入れています
本棚に追加
暫く歩くと坂下がドアの前に立ち鍵を取り出してドアを開ける。
坂下『ほらここで修行でもしな。何しても壊れねぇから』
棗『有り難うございます』
坂下『終わったら職員室に鍵返しにこいよ』
棗『はい』
それだけ言って坂下は戻っていった。
棗『よし…行くか』
ドアに手をかけ開ける。
ドアの向こう側にはなにもない真っ白な世界が広がっていた。
棗『なんもないな~…どうせなら草原とかがよかったな~』
そう言って部屋に一歩入ると周りが広大な草原となった。
棗『うわっ!? 草原になった…凄いな~』
ドアを閉める。
周りは草原なのに不自然にもドアだけ残っている。
棗『不自然だな~…まぁいいや…早く修行しないと…』
棗は修行に入る。
最初のコメントを投稿しよう!