修行

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暫く歩くと坂下がドアの前に立ち鍵を取り出してドアを開ける。 坂下『ほらここで修行でもしな。何しても壊れねぇから』 棗『有り難うございます』 坂下『終わったら職員室に鍵返しにこいよ』 棗『はい』 それだけ言って坂下は戻っていった。 棗『よし…行くか』 ドアに手をかけ開ける。 ドアの向こう側にはなにもない真っ白な世界が広がっていた。 棗『なんもないな~…どうせなら草原とかがよかったな~』 そう言って部屋に一歩入ると周りが広大な草原となった。 棗『うわっ!? 草原になった…凄いな~』 ドアを閉める。 周りは草原なのに不自然にもドアだけ残っている。 棗『不自然だな~…まぁいいや…早く修行しないと…』 棗は修行に入る。
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