ガラスの心

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タクヤはその間、葉っぱに止まっている虫や木の実を見て楽しんでいた。 ネコがくればいいのに、そう思った。 近所でみかけるネコの名前をタクヤは知らなかったので暇つぶしにタマやらミケなど適当に名前を考えていた。 何匹もいるのだ。この近所には。 そして、車のタイヤを見ながら「おしっこくさい」と母親は怒る。
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