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「という訳で、私は早く夕飯にありつく為に貴様をこうして探しに来てやった訳だ」
「うぅ、偉そうでムカつく…❗
てゆうか、この状況を助けてよ❗」
「………下までそのまま落ちろ」
「ふざけないでよ❗ボクはユーリ程頑丈じゃないんだから、この高さから落ちたら普通に大怪我しちゃうよ❗」
「チッ、仕方ないな。抱えて降ろしてやる」
「それが普通だよ…」
・・・・・・・・・・・・
タスッ
無事地上到着❗
地面があるって素晴らしいね🎵
「フゥ、それじゃ、帰るぞ」
「アイアイサー🎵て、ユーリも歩いて帰るの?飛んでけば?」
「私だけ先に帰っても仕方ないだろう。だったら一緒に散歩しながら帰る。
月も綺麗だしな」
あ、本当だ…月綺麗…。
寒いから星もよく見えるし…。
「うん、綺麗だね」
う~ん、なんかほのぼのするな🎵
怒られてたのなんか忘れそ………あ……(汗)
「そ、そういえばユーリ?
“あれ”はどうするの?
…まさか…帰ってから実行するとか言わないよね……?」
「フッ、当たり前だ」
その瞬間、ボクはダッシュで踵を返しました。
ガッシ
ギャー‼肩掴まれた‼
「冗談だ。逃げるな」
「じょ、冗談に聞こえないんだよ(涙声)」
「フフ、さぁ、帰るぞ」
「人で遊ばないでよ❗」
こうしてボク達は月夜の道を帰路につきました。
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