吸血鬼御乱心の巻

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「うわーーーーーー‼」 ドカッ 「っ⁉」 ユーリの顔がアッシュ君の首から離れた。 ……どうゆう事か、携帯の向こうの皆様には大体分かってるよね? 近付いてきたアッシュ君の首筋にガブリと噛み付いたユーリの腹を、……ボクが思いっ切り蹴っ飛ばしました。 「…………な……なに…」 「アッシュ君、大丈夫⁉」 「ス、スマ……いま……なに……なんか……首が……チクッて……なんか……生暖かいものが……」 うわっしまった❗無理に剥がしたから傷口が広がってかなり出血してる❗ な、なにかで止血……あ、この掛け布団でいいや❗ 「アッシュ君落ち着いて❗」 「だ……て……ユーリが……なんで……血……吸った……?……なんで…ユーリが俺の……血…」 「わっかんないけど、取り敢えず落ち着いて❗現実に戻ってきて❗」 てゆうか、この厳しい現実の中に一人にしないで‼ 「……………スマイル」 Σビクッ
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