吸血鬼御乱心の巻

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き、吸血鬼が話し掛けてきちゃいましたよ奥さん(誰?) 「…………スマイル?」 クイッ ギャー⁉なんか今引っ張られた❗服引っ張られた❗ 「スマ…」 クイックイッ な、なにその子供っぽい仕草❗ あ、あんな事したあとにギャップがあり過ぎやしませんかちょっと❗ てゆうか今“スマ”つった? その呼び方子供の時以来じゃない? なんなの突然⁉ 「な、なーに?ユーリ」 ああ、答えちゃったよ… 答えちゃったけど……振り向けないよ❗ こあいもん、見るのこあい❗(半泣) 「………なんでコッチ向かないんだ?」 突っ込まれちゃったよ❗ 「……寝違えて首が動かないからだよ🎵」 「……そうなのか?」 「そうなんだよ🎵」 「……フーン」 「あの……スマ?」 ああ、アッシュ君が彼方から戻って来たよ。 うぅ、これで一人じゃない。 「な、なんかユーリ、声音がいつもと違うんスけど……」 「ん、まぁさっきよりはマシだけど…」 「Σう……怖かったス(泣)」 「うん、あれは見てるボクも怖かった…(震)」 「……アッシュもいるのか?」 ビクッ 「は、はい、いるっス❗」 因みに位置関係的にアッシュ君の姿はボクがアッシュ君の前にいるからユーリからは見えないんだよね。 逆もまたしかり。 「二人でそんなところにうずくまってなにをしてるんだ?」 「へ?いや……」 ど、どうしよ(汗) な、なんかユーリ、さっき自分でなにやったか覚えてないみたい……い、言った方がいいのかなぁ…? 「………なんだか、血の臭いがするな…」 「Σ❗ そ、そう❗実はアッシュ君が(君のせいで)怪我しちゃったんだ❗」 「え⁉それは「だ、だから今すぐ治療しなちゃ❗ユーリはさっき倒れたんだから、部屋で大人しく寝てなさいね🎵 行こ❗アッシュ君❗」 グイッ バタバタ……バタン 「………………」
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