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すぐに元気になって帰ってくるとアタシは楽観的に思っていた。
だってジィちゃんゎ偉大で
不死身だ(笑)
仕事をしていると携帯がなった。
おかんからだ。
【ジイちゃん危篤やからすぐ病院行って!】
早退した。
病室にはジィちゃんの手をさするバァちゃん。
アタシが入るとバァちゃんゎ
耳の遠いジィちゃんの耳元で
【みさをきたよ!】
【ジィちゃん!みさを】
アタシは声がでなくて
ただただ立ち尽くす。
この時すでにジィちゃんには
延命装置がつけられ機械で無理やり呼吸させられている状態だった。
みんな揃ったところで
装置をはずすことになった。
その選択が正しかったのか
機械の音が消えて
ジイちゃんゎ逝ってしまった。
バァちゃんゎずっとジィちゃんの手をさすっていた。
アタシはジイちゃんの薄くなった頭を撫でた。
遺影にする写真はアタシが選んだ。
とても良い笑顔のジィちゃんだ。
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