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日記帳だ。
しかもかなり古びた日記帳。
パラパラとめくると
天気ゃ畑の様子や田んぼの様子などが一言単位で記されている。
ジィちゃんの字だ。
昭和チックな字。
鉛筆の字。
パラパラ
パラパラ
みさをが…
みさをがって今、見えた!
ページを戻すと
【みさをが泊まる】
次の週末。
【みさをが泊まる】
間があいて
【みさを遊びにくる
夕方かえる】
パラパラ
パラパラ
とびとびでアタシが来て行った日が記されている。
あ また。
アタシはどんだけお泊まりしてるんだ(笑)
たとたどしいジィちゃんの字。
きゅぅっと喉の奥が熱くなる。
涙が出る。
当時のアタシはおかんが復縁するためジィちゃんちから引っ越したのだった。
けっこう頻繁に行ってたんだと気付く。
ちゃんと書き留めてくれてたジィちゃん。
ありがとう。
その日記帳ゎ大切に大切にしまってあるょ。
今はまだもう1度開くのは正直できなぃ。
涙がでるから(笑)
でも、いつかまたその日記帳を開こうと思う。
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