豹変

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外へ出た二人。 麻美は言った。 「ごちそうさまでした。」 靖史は少し財布の中身が気になっているようだ。 靖史が切り出した。 「いと…じゃなくて麻美…この後どうする?」 麻美は照れながら…。 「靖史サンに任せます。」 これはイケると思った靖史。 「じゃあその辺ブラブラしようか?」 麻美は笑顔でうなずいた。 少し歩き海の近くの公園まで来た。 ベンチがありそこに座る二人。 少し無言の時間が過ぎる。 二人同時に切り出した。 『あのさ!』 二人顔を見つめ合い笑う。 「麻美からどうぞ!」 「いえいえ靖史サンからどうぞ!」 とこんな具合に何回も続き靖史が踏み出す。 「麻美!俺はお前が好きだ!付き合ってくれ!」 麻美は顔を真っ赤にして小さくうなずいた。 靖史は見たことのないガッツポーズをまたした。 「本当?本当に?」 麻美はまた小さくうなずいた。 靖史はまたまた見たことのないガッツポーズをした。 麻美が話出した。 「こんな私だけどよろしくお願いします。」 靖史は半泣き状態で言った。 「俺の方こそよろしく!」 二人はベンチで手を握り見つめ合う…。 そして靖史にとって初めてのキスをする。 1回2回3回と…。 そして彼女を家まで送りおやすみのキス…。 家路へ…。
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