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意外な事を言われ麻美も少しビックリする。
「えっ?だってかっこいいじゃん。」
靖史は騙されてると思い言った。
「まっ…またぁ…そんなありえないじゃん!鏡見てるけど全然だよ!全然!」
麻美はカバンから鏡を出して靖史に向ける。
「ほらぁ!自分の顔よく見てみなょ!」
靖史は鏡を見てビックリした。
まるで別人の顔になっている。
靖史は驚きのあまり声が裏返った。
「これ俺?」
麻美は笑いながら言った。
「意味わかんないょ。毎日見てる顔なんじゃないの?」
靖史はあまりにも自分の変わった顔に驚き話が聞こえなくなっている。
「ねぇ?どうしたの?ねぇ?」
ふと我にかえり靖史は言った。
「これ俺だよね?俺なんだよね?」
麻美は不思議そうな顔をしてる。
靖史はふと気が付いた。
「昨日と違う…。まさかアレは夢じゃなかったのか?」
麻美は意味がわからなくなってきている。
「あのさ…もうそろそろ出ない?昼休み終わっちゃうよ?」
靖史は我にかえった。
「そうだね!そろそろ行こうか?」
会計を済ませ二人でレストランを後にする。
もちろん支払いは靖史!
ではなく割り勘で。
何が変わったかようやく気が付いた靖史。
これから彼が豹変していく。
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