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拓馬は表情を変えた。
なにやら慌てている表情だった。
拓馬「出たのか…?これほど派手に戦って、穂乃香が苦戦する…相手は…"執行人"だったのか…?」
拓馬は周りに飛び散っている血や戦闘の跡、それを解析した結果を頭にだし"執行人"と戦ったことを解析した。
穂乃香は下を向き、コクりと頷いた。
拓馬「出たのか!?」
穂乃香「うん、女の子だった…。私が憧れていた子が"執行人"だったの…」
穂乃香が憧れていた子に拓馬は耳を傾けた。
拓馬「憧れていた…?」
穂乃香「拓馬は知ってるよね…?いや、全員知ってるはずだよ…福島県出身の地方一の剣道部の少女…"七原 里奈"…彼女が執行人にいたの…。」
拓馬はもちろん知っていた、七原 里奈を…。
福島県では個人大会すべて優勝し、地方大会では個人戦連勝して有名な少女。
全国の剣道部ではかなり有名だ。
拓馬「七原里奈!!?あの有名なっ!?」
穂乃香「うん。その七原里奈はどうやら当時の学校の剣道部が"チェスゲーム"に選ばれて、今は狂っているわ…まるで"吸血鬼"みたいに変わり果てていたわ…。」
拓馬「まさか…あの地方一の七原里奈が、執行人だったなんて。」
穂乃香「多分…執行人はそういう団体で結成されている…。私の勘だけど、七原里奈よりもっと強い子がいるわ…。」
穂乃香は執行人のメンバーが強い子が集まる集団と予想した
拓馬は汗を流し、目を大きくあけ驚いていた。
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