688人が本棚に入れています
本棚に追加
よたよたとダンスを踊るようにふらふらしながら、歩いている結城をみて恵理は泣き叫んだ。
結城「…ウングッ…グッ…」
大粒の涙を流しながら恵理の元へ駆け寄ってくる。
その動きをみてルークとナイトの二人はケラケラと笑っている。
ナイト「ほぅらっ!お友達が泣いてる、ぜっ!!」
ナイトが結城を蹴り飛ばし、恵理の膝の前へのしかかった。
結城の状態は胴体が縦に斬られ、血が大量に流れていた。
結城はがんばりながらも息をしながら、口を開けていた。
だが、息は出来ていても喋られる状態ではなかった。
恵理「ゆ、ゆぅきぃぃぃ!」
涙を流しながらも恵理は結城の名前を呼び続ける。
それに答えたのか、結城が少しづつ手を恵理の顔にそっと触れた。
そして、結城は恵理を見て笑った…。
最初のコメントを投稿しよう!