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集中しろ
負ける事や、死ぬ事なんて考えちゃだめ
私に出来ることはただ一つ…
ポーン「いつまで突っ立ってるつもりだ…?」
目の前にいる敵を
ポーン「来ないなら…俺から行くよ?」
立っている奈美に悠長せずポーンが襲いかかった
奈美「…!!」
倒すこと!!
刀を握り、走り向かってくるポーンに対して走り出した。
ポーン「はははっ!俺が動いたら、動いたか!
もしかして…俺を恐れてるのか!?」
恐れている…か
確かに、本物の刀を持って襲いかかってきたら誰でも怖い
でも、それを黙ってみてる方がもっと怖い
ポーンと奈美との間が1メートルにさしかかった。
ポーンの動きはいたって簡単
上から振り落とすのではなく横に構えて居合い斬りのように刀を振り飛ばす
ここだ…!!
奈美の表情が一瞬変わった。
少し震えてはいるが、自信はあった
ザッ…!!
ポーン「なっ!?スライディングだと!?」
奈美は体全体を後ろに倒し、スライディングしてポーンの一撃を交わした。
さすがに読めなかった動きにポーンは一瞬固まってしまった
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