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ドッ…
奈美が立つと、後ろで何者に背中が当たった。
奈美「はぁ…はぁ…大地、そっちはどう?」
背中と背中同士がぶつかった相手は大地。
大地も同じように少し疲れているように見える
お互い息をきらしながら数分しかないこの優雅な時間を使った
大地「こっちの相手は、やっぱお前向きかも…」
奈美「こっちもだよ?…こっちだって大地の方が向いてる…」
ルーク「……?」
ポーン「………」
二人の会話に全く理解できないルークとポーン
しかし、何故かこう考えてしまう
この二人は、今まで本気で戦ってきただろうかと
大地「奈美も同じような事考えてたか…、なぁ一つ提案があるんだけど」
奈美「あ…言わなくてもいいよ?わかってるから!」
今度は二人とも笑った。
大地「お!!さっすが奈美だな!
じゃぁ…決定ってことで!」
奈美「うん!!」
何かを決意したのか…二人とも俯いてしまった。
でも、これだけはわかる多分これから始まるのは本気の戦いだ
ルーク「なんだ…?」
ポーン「さぁ…?」
そして、二人とも顔をあげた
「チェンジっ!!」
ルークを相手していた大地がポーンに変更し、ポーンを相手していた奈美がルークに変更した
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