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穂乃香「変色…？そりゃそうでしょ！！
新しい血？新しい医療技術？
そんな訳の分からない血を足せばそうなる決まってる！！
あんたの人生…その時から狂ってる！！」
タッ…
里奈が何も言わずに、地面を蹴り穂乃香に向かって走り出した。
ズバッ…！！
穂乃香「んっ！？」
油断した。
さっきより里奈の動きが早い
しかもさっきの刀を振るスピード…まるでさっきとは全然違う
穂乃香「っ…いきなり…？」
斬られた胸から血が流れ、穂乃香は片手で抑える
構えていなかった為、防御は完全無防備。
しかし、斬られた傷は深くはない
里奈「狂ってる…？わかんないの？
私の人生は確かに穂乃香ちゃんからしたら狂ってるかもしれない…
私…言ったよね？
輸血する血の量が足りないって
足りないということは死ぬ直前まできてたことになるんだよ？」
タッ…
里奈がまた穂乃香に斬りかかった
穂乃香「…！！」
さっきと同じ…速い！！
キィンッ…！！
なんとか、ギリギリ受け止めきれた。
しかし里奈の動きは限界でこの速さを繰り返している様子は見えない
ということはこれが本来の速さということ
穂乃香は少し動揺した
里奈「それに、私はこれで満足だよ？
この地球でたった一人だけが持つ黒い血…
こんなに嬉しいことはないんだよ！！」
キィンッ…！！
里奈が体を回し刀を跳ね返し、
サイドステップして後ろに回り込んだ
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