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な…なんなの…！？
この力は…！？
苦しんでいる穂乃香に、里奈はすっと刀を首もとにおろした
穂乃香「うっ…！？」
里奈「残念だけど、薬の効果は…一定時間だよ？」
…一定時間！？
穂乃香「なんで、あなたは…そこまでして！体を壊してまで私を殺したいの！？」
やっと気分がよくなり、穂乃香は顔あげ叫んだ。
そして、その問に里奈が笑う
里奈「壊す？それは違うなぁ～、これはおねぇちゃんが顔を傷つけたせいだよ？
それに、この薬は私の意志で使ったことよ？壊すとは違うんだよ」
里奈の意志と決意が伝わってくる。
けれど、穂乃香はその言葉にだまってはいられない
穂乃香「もっと自分を大切にしなよ！？
私の意志？男の子達にいじめられた？
確かに！！誰でも暗い気持ちにはなる！
でも、そんなことをしなくたって解決策があるはずだよ！？
七原 里奈！！
あんたはただ将棋やチェスの駒！
大人に動かされている駒よ！！」
ガンッ！！
穂乃香「！？」
里奈「うるさいんだよ！！白崎 穂乃香ぁあ！！
もっと大切にしろ！？
私はね！大事にしてた体を毎日地獄のように傷つけられたのよ！？
いくら大切な体を大事にしたってすぐに傷つけられる！！
そんなの大切にする意味ない！！」
里奈がキレた。
地面に刀をおもっきり叩きつける
穂乃香はここで何も言えず固まってしまった。
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