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ヤバい…!!
ビショップがすぐに体をうしろに流す。
焦るビショップの目と口を大きくあけ叫んでいる一輝の目がお互い…
ビショップ「くっ…くそっ!!」
一輝「っ…ぁぁあ!!」
重なった。
ザッ…!!
一輝の刃が、ビショップの腹を斬り裂いた。
しかし斬り裂いたことは良かったが、相手の傷は浅かった。
ビショップ「がぁああ!!」
っ…!浅いか…!!
タイミングも
刀の軌道も良かったのに、驚く程のビショップの反射神経に一輝は完全には斬れなかった。
ビショップ「ぐっ…!まさか…俺が斬られるなんてな…
でも!!残念だったな!!」
斬られた傷口を抑えながらビショップは一輝に向かって叫んだ。
一輝「ちっ…まさかあのタイミングを避けるなんて…」
早く…みんなの元に…!!
刀を握る力が強まった。
早く…仲間の元へ行くため一輝はビショップを睨んだ。
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